先生向け:そろばんのまちがい観察シート(印刷できる・登録なし)
「またまちがえた」を「次の授業で何をやるか」に変えたい先生へ。
まちがえた答えは手がかりで、診断ではない。同じまちがった数でも、手の動きはいくつも考えられる。答えで見る場所をしぼり、似た問題を 1問ゆっくり解いてもらって、実際に何が起きたかを確かめる。このシートには、見るところ 6つと、それぞれが答えにどう出やすいか、1つのまちがいに 1文字の記号を書く記録表があります。A4 で印刷して、出席簿の横に置いて使えます。登録なしで使えます。
シートの使い方
- 生徒がまちがえたら、答えが正解からどれだけずれているかを見て、下の表からいちばんありそうな記号を選ぶ。
- 迷ったら、似た問題を 1問ゆっくり解いてもらい、手を見る。書くのは予想した記号ではなく、見えた記号。
- その生徒の行に記号を書く。3回分たまると、次の授業で何から始めるかが行に出る。
見るところ
| 記号 | 見るところ | 答えに出やすい形 | ゆっくり解いてもらうときに見ること |
|---|---|---|---|
| 5 | 5の友 | 1つの桁で 2・4・6・8 ずれる | 5を作る・くずすときにどの珠をどの順で動かすか |
| 10 | 10の友 | 10 と少しずれる | 10 の入れかえを 2つの桁でやっているか |
| C | くり上がり・くり下がり | ちょうど 10・100・1,000 ずれる | となりの桁を毎回動かしているか |
| P | 位取り | 数字は合っているが位がちがう | 最初の数をどの桁に置いたか |
| R | 答えの読み・書き | 珠は合っているが書いた数がちがう | 書く前に珠を声に出して読ませる |
| Z | 払い忘れ | 1問目は正解、2問目から同じだけずれる | 次の問題の前に払っているか |
| ? | わからない | 上のどれでもない | 1問を最初から最後まで見る |
記録表(生徒 1人に 1行)
| 生徒 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 次にやること |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | ||||||
| 3 | ||||||
| 4 | ||||||
| 5 | ||||||
| 6 | ||||||
| 7 | ||||||
| 8 | ||||||
| 9 | ||||||
| 10 | ||||||
| 11 | ||||||
| 12 | ||||||
| 13 | ||||||
| 14 | ||||||
| 15 | ||||||
| 16 | ||||||
| 17 | ||||||
| 18 | ||||||
| 19 | ||||||
| 20 |
記録表の読み方
- 1つの行に同じ記号が並ぶ:その技をやりなおす。次の授業の最初にその型の問題を 3問、ゆっくり。
- 1つの行にちがう記号が散らばる:技が足りないより、急いでいる・疲れていることが多い。新しいことを教える前に問題をゆっくりにする。
- 同じ記号が多くの行にある:クラス全体の話題。授業の最初の 5分で全員に。
- 空いた行:見ていない宿題がある。それも声をかけるきっかけ。
よくある質問
まちがえた答えから、子どもが何をしたかは正確に分かる?
分からない。ちがう動きでも同じまちがった数になることがある。答えは見る場所をしぼるもので、確かめるのは似た問題を解く手を見ること。
自動で記録される方法はある?
そろばんキングダムは宿題で似たことを画面で行う。まちがえた答えからいちばんありそうな珠のまちがいを割り出して子どもに図で見せ、先生画面には生徒ごとの型を残す。それも答えから考えた「ありそうな動き」なので、使い方はこのシートと同じで、見る場所を決めるために使う。先生画面は 14日間、クレジットカードなしでためせる。
コピーして配っていい?
いい。自分の教室のために何枚でも印刷してよく、ほかの先生にこのページのリンクを伝えてもらってもよい。
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