▶ 練習をはじめる(20〜16級はずっと無料)

そろばんは 1日何分・週何回練習する?

「毎日どれくらいやらせればいいの?」と迷ったら、ここから。

夕方の食卓。キッチンタイマー、ノート、えんぴつ、閉じたそろばんのケース。奥のなべから湯気

1日 10〜15分を週 5〜6日。週1回 60分より、毎日 10分のほうが身につく。記憶の研究では、練習を日をまたいで分ける(分散練習)ほうが、1回にまとめるより長く残る。教室が週1〜2回なら、間の日に家で 10分が目安。

なぜ短く毎日か

  1. 記憶は日をまたいで残る。同じ量を 1回でやるより、1日以上空けてくり返すほうが数週間〜数か月後の成績が良い(分散練習・間隔効果)。計算の練習で毎日・1日おき・週1 を比べた研究でも、間を空けてくり返す群が長く残った。
  2. 珠の像は毎日見て残る。暗算のもとになる「頭の中のそろばん」は、実物を動かした記憶の積み重ね。5〜6日空くと像が薄れて、教室の前半が復習で消える。
  3. 子どもの集中は短い。 6歳で 10分、9歳で 15分くらいが集中して珠を動かせる長さ。それを超えるとまちがいが増え、まちがいの練習になる。

年齢・級ごとの目安

段階1回週
入門(答えが 5まで〜くり上がり)・5〜6歳5〜10分5日
10〜7級くらい10〜15分5〜6日
6級〜1級15〜20分6日
段位・大会20〜30分毎日

10分の中身(順番)

  1. きのうまちがえた問題を 3分。同じ型を 3〜5問。ここがいちばん効く。
  2. いまの級を 5分。見取算 5問、かけ算・わり算がある級なら各 3問。
  3. フラッシュ暗算を 2分。 1けた 2口から。速さより正解 8割。

この順番を毎回自分で組むのは手間なので、教室の宿題プリントか、前日のまちがいから自動で今日の練習を組むアプリ(そろばんキングダムの「本日の練習」など)にまかせると続く。

やりすぎのサイン

良いそろばん学習の条件は「毎日短く続くこと」と「昨日のまちがいが今日の練習になること」。時間の長さよりこの 2つ。

よくある質問

週1回の教室だけでは足りませんか?

入門の級(〜10級くらい)までは教室だけでも進む。それ以上は間の日に家で 10分ないと、暗算の像ができにくい。教室の先生が家の練習を見られる仕組み(プリントの提出・記録)があるとよい。

子どもが 30分やりたがります

やりたい日はやらせてよいが、翌日 0分になるなら 10分固定のほうが結果は良い。長くやる日は前半に今の級、後半はフラッシュ暗算やパズルなど軽いものに。

休む日は作りますか?

週1日は休んでよい。2日以上空けると復習からになる。旅行などで空いたときは、再開の最初の日は級を 1つ下げる。

🧮 じっさいにやってみよう

読むだけより、手を動かすほうがずっと早く身につきます。そろばんキングダムの 20〜16級は登録なしでずっと無料で、スマホでもパソコンでもすぐできます。

▶ そろばんキングダムをひらく